しじみchangの映画日和

大好物はホラー.SF.サスペンス!!!!!!!!時々アクション。

「キャリー」

リメイク版がいくつも出ているキャリー。

 

どれをみたらいいかわからず、2013年のクロエ・グレース・モレッツが主演した割と最近のリメイクを選んで見ました。

 

 

まず、冒頭の体育での水泳後のシャワーシーンから衝撃!

 

初潮がきて血でパニックに陥るキャリー...

 

高校生くらいの歳になったら生理の意味も分かるかと思うけど、なんの血なのかよく分からずひたすらパニック。

 

そのシーンだけで、キャリーが他の子とはちょっとズレてるというのが分かります。

 

そのせいか他の子たちとは馴染めず、いじめの対象に。

 

学校生活も楽しいものでは無いのに、プライベートではキャリーママの登場。

 

 

このキャリーママが本当にやばい!!

 

 

狂信的な宗教信者のせいか

勝手な解釈でキャリーに生理を教えなかったり、

 

事あるごとにお祈り部屋にキャリーを閉じ込めたり、

 

時には包丁を取り出してみたり

 

何もかもドン引き....

 

 

そこでキャリーが他の子たちとはズレてしまう事に妙に納得ができる。

 

 

 

そんなキャリーが初潮をキッカケに超能力に目覚めてしまう事で、破滅へのカウントダウンがはじまります...

 

卒業後のプロムパーティー

 

男子からキャリーへのプロムパーティーへの誘い

虐めがバレて停学を食らった女子...

 

破滅へどんどん近づいていきます。

 

 

 

そしてあることがきっかけで突然終わりを告げるプロムパーティー

 

 

もうこうなったらキャリーの暴走を止められません。

 

美しくもあり狂気でもあるキャリーの暴走がすごく印象的でした。

 

 

 

一体キャリーという存在はなんだったのか?ただの悪魔だったのか、そしてその母は普通の人間だったのか?

 

色々考察を書いているブログなども読んでみてとても面白いなと思える作品でした。

 

 

ただホラー的な怖さはあまりなく、人間的な怖さが滲み出たような作品だったなと感じました。

 

一番の" 肝 "はお母さんでは無いでしょうか?

 

オススメ度

★★★★☆